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阿部サダヲ、ジャニーズWEST 重岡大毅、中村義洋監督登壇 映画『殿、利息でござる!』舞台挨拶

 『武士の家計簿』などで知られる礒田道史さんの著書『無私の日本人』の中の一編「穀田屋十三郎」を映画化した『殿、利息でござる!』の舞台挨拶が4月8日、大阪ステーションシティシネマ(大阪市北区)にて行われ、主演の阿部サダヲさん、ジャニーズWESTの重岡大毅さん、中村義洋監督が登壇した。

 本作は江戸時代仙台藩、重税に苦しむ庶民を救うために藩に大金を貸し付けて利子を巻き上げようと奮闘する主人公・十三郎と宿場町の人々を描いた歴史エンターテインメント。舞台挨拶では阿部さんが私財を投げ打って町のために尽くす十三郎という人物についての感想や演じる上でポイントとなった表情についてを、十三郎の息子・音右衛門を演じた重岡さんが父親役である阿部さんとの思い出などを語った。「今の学校や会社でも人の関係やあり方は変わらないということを感じてほしい」という中村監督のメッセージで舞台挨拶は締めくくられた。

 また、PRの一環として「銭集めプロジェクト」も開催中。庶民たちが小銭を集めて町を救う本作のストーリーにちなみ、作中で登場する“先代・浅野屋甚内さんの甕”をモチーフとした甕に観客らに5円の寄付を募る。収益金は本作の元となった実話を記した書物・國恩記の保全のために役立てられる。甕は一部劇場のロビーなどに、5月14日まで設置される予定。

 映画『殿、利息でござる!』は5月14日(土)より全国にて公開される。

舞台挨拶レポート

―今回、この作品で“無私の日本人”という役柄を演じるにあたって考えたことは?

【阿部サダヲ】表情ですかね。必死な男なんですよ、僕が演じた穀田屋十三郎という人は。町を良くしようということだけを考えて必死に動く人ですから。もしかしたらこの人は迷惑なんじゃないかなというくらい必死な顔をしている、その必死感を出して演じたつもりですね。
【中村義洋監督】僕から言ったことはあんまりないですよ。見ていただければわかるんですけど、目力、その見開き具合、表情というよりも形相という感じに近いので、そこは見ていただきたいですね。そういうところを色々言っていたぐらいであとは何にも言ってないです。

―息子役が重岡さんということですが、お父さんである阿部さんとの撮影はいかがでしたか?

【重岡大毅】楽しかったですよ。そんなに現場にたくさんいなかったんですけど、その少ない日にちの中でたくさんお喋りさせてもらいましたね。娘さん役の元AKBの岩田華怜ちゃんと3人でほんとに家族のような会話をさせてもらいましたね。
【阿部】息子ジャニーズ、娘AKBですもんねえ…それで私はグループ魂ですからね。(場内笑)重岡くんと親子役だって決まった時、たまたまミュージックステーションに同じ日に出たんですよ。本当にたまたま。そしたら本番で歌ってる最中にもかかわらず、僕の顔ずっと見てくるんですよ(笑)。「いい息子だなぁ」と思いましたよね。
【重岡】ターンとかする時も前にカメラがあるんですけど、後ろに阿部さんがいるから後ろを長めに向いてこうターンして…。勝手に「シークレット親子共演ですね!」なんて会話をしてましたね。

―それは中村監督が計画されたんですか?

【中村】全然。全然知らない知らない。(場内笑)

―重岡さんは舞台挨拶でご一緒するのは今回が初めてですね。

【重岡】舞台挨拶自体の経験はあるんですけど、メンバーとかジャニーズの子達としかなくて、俳優さんや監督さんとやるのは初めてですね。楽しんでます!本当にいい経験させてもらっています。ありがたいです。
【阿部】いやあいい息子です、うちの息子は。こないだ大阪で舞台があったんですけど、その時会場の横にある大阪城ホールでジャニーズWESTさんがコンサートをやっていて。ま~~~~お客さんの数が違う。いやすごかったですよトラックの数とか。こんなにお客さん呼べるなんていい息子だなあと思いましたよ。普段あんまりあの辺りは人いないんですけど、若い女の子の数がすごいんですよ。まあこっちを見ない。すごいびっくりした…。

―この映画はお金にまつわる話ですが、商人の町大阪の人たちにどのように観ていただきたいですか?

【中村】堺商人とか戦国時代に戦を無くすためにお金を回したりしていたんじゃないんでしょうか。貯めこまずに還元をしていたと思うんです。そういう発想が同じだということは、今回の映画を見ていただけると感じてもらえると思いますね。

―阿部さんがこの役を演じると最初に聞いた時の感想は?

【阿部】最初、実在する人物だと知らなかったんです。監督から「今度また一緒にやろう」と言われたときに「どんな役ですか?」と聞くと「いい人」と。そうとしか聞いていなかったんです。ここまですごい人だと思っていなかったので台本を読んだときに驚きましたね。台本読んで「ほんとに実在したの?」って思うぐらいの人なんですよね。

―最後に監督からメッセージをお願いします。

【中村】すごい人たちが実在したという話をしていましたが、全然そういう風に見ていただかなくても結構です。江戸時代の仙台の話と思っていただかなくても大丈夫です。今の学校の教室だったり、会社だったり、人の関係やあり方というのは昔も変わらないんだなということを感じていただければすごく嬉しいです。そして、心に残っていただけたら色んな人に広めてほしいと思います。シゲがどれくらい出たか、というツイートもあると思いますが、そのツイートを書くなら、もうひとつシゲじゃない感想もつぶやいてください(笑)。

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Kiss PRESS編集部

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