この憎い世界でぼくらは同じ夢をみた—

映画『ライチ☆光クラブ』

　成長を否定した14歳の美しい少年たちの愛憎の物語、ある少女と機械（ロボット）の恋を描いた“ダークファンタジー”『ライチ☆光クラブ』が2月27日（土）に公開される。

　古屋兎丸によるロングセラーの同名コミックが満を持して映画化された。少年同士の愛などセンセーショナルな話題に富む同作を『先生を流産させる会』で注目を集めた内藤瑛亮監督が手掛け、野村周平や古川雄輝ら注目の若手俳優が出演する。

＜ストーリー＞
工場から黒い煙が立ちのぼり、油にまみれた町、螢光町。この貧しい地の廃墟にある秘密基地「光クラブ」に集まる9人の中学生がいた。「光クラブ」では強いカリスマ性と天才的頭脳を持つゼラ（古川雄輝）がタミヤ（野村周平）と他の7人を感化し従えている。深夜になると秘密基地に集まり、少年たちはあるロボットの開発に打ち込んでいた。そのロボットはライチと名付けられいよいよ起動を果たす。少年たちに命じられたライチは、光クラブに美しい希望をもたらす偶像として少女・カノン（中条あやみ）を捕らえてくるが…。

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