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消された罪、消せない記憶
映画『顔のないヒトラーたち』
ドイツ人がドイツ自身を裁き、ドイツの歴史認識を変えたアウシュヴィッツ裁判までの若き検事の苦闘を描いた『顔のないヒトラーたち』が11月21日(土)に公開される。
<ストーリー>
戦後十数年を経て、西ドイツは経済復興の波に乗り、多くの人が戦争の記憶、自分たちが犯した罪を過去のものとして忘れ去ろうとしていた。そんな時、一人のジャーナリストがアウシュヴィッツ強制収容所の元親衛隊員(SS)が規則に反し、ある学校の教師をしていることを突き止める。駆け出しの検察官ヨハン(アレクサンダー・フェーリング)は、上司の引き止めにも耳をかさず、この一件の調査を始める。ジャーナリストのグニルカ(アンドレ・シマンスキ)、強制収容所を生き延びたユダヤ人のシモン(ヨハネス・クリシュ)とともに、アウシュヴィッツでの悪行に関わりながら、様々な圧力や苦悩を抱えながら、検事総長バウアー(ゲルト・フォス)の指揮の下、生存者の証言や実証を基に罪の証拠を明らかにしていく。そして、1963年12月20日、フランクフルト・アウシュヴィッツ裁判の初公判が開かれた—。
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詳細情報
- タイトル
- 『顔のないヒトラーたち』【PG12】
- 公開日
- 11月21日(土)
※その他地域は10月3日(土)より順次公開中 - 監督
- ジュリオ・リッチャレッリ
- 脚本
- エリザベト・バルテル、ジュリオ・リッチャレッリ
- キャスト
- アレクサンダー・フェーリング、フリーデリーケ・ベヒト、アンドレ・シマンスキ、ヨハネス・クリシュ、ゲルト・フォス ほか
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