世界一有名な宮殿の〈秘密〉がいま明かされる。

映画『ヴェルサイユの宮廷庭師』

　フランス国王ルイ14世がその絶頂期の1670年代に造営をスタートさせたヴェルサイユ宮殿。その中でもユニークな一角を占める、知られざる庭園「舞踏の間」の秘密を描いた『ヴェルサイユの宮廷庭師』が10月17日（土）に公開される。

　歴史的大ヒット作『タイタニック』や、アカデミー賞受賞作『愛を読むひと』などで様々なヒロインを演じてきたケイト・ウィンスレットが、過去の悲しみに溺れず、絶えず求めるものに向かって飛び込んでいく勇気と情熱を持ったヒロイン、サビーヌを演じる。

＜ストーリー＞
1682年のフランス。田園地方で、造園家という天職を見つけてひとりで生きるサビーヌ（ケイト・ウィンスレット）の元に、ある日突然、予想もしない仕事のオファーが舞い込む。フランス国王ルイ14世（アラン・リックマン）が計画する新たなる王宮の庭園建設に白羽の矢が立ったのだ。国王の庭園建築家アンドレ・ル・ノートル（マティアス・スーナールツ）との面接を受けるが、伝統と秩序を重んじる彼と対立してしまう。しかし、自由な精神で庭と向き合う彼女の言葉が忘れられず、ル・ノートルは宮殿における中心的な庭園造りをサビーヌに任せることにする。大きな可能性を秘める彼女に、ル・ノートルは少しずつ惹かれていく—。

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