限られた時間の中でも、夢の舞台を目指して—

映画『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』

　世界有数の少年合唱団を舞台に、ひとりぼっちの少年が限られた時間の中で自分の運命を切り開いていく物語『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』が9月11日（金）に公開される。

　少年が大人へと成長する、そのわずか数年の間だけ輝ける声、ボーイ・ソプラノ。その一瞬に青春を捧げ、寝食を共にする仲間たちと音楽に打ち込んでいく少年たちが描かれている。

＜ストーリー＞
複雑な家庭環境に育ち、トラブルばかり起こしていた少年ステット（ギャレット・ウエアリング）だが、実はたぐいまれな美声の持ち主だった。そんな彼は名門少年合唱団への入学へすることになり、そこで少年たちの育成を任されているカーヴェル（ダスティン・ホフマン）と出会う。カーヴェルは若いころに才能を否定され、指導者の道に入った過去があり、才能がありながらも無駄にしているステットに対して厳しく接する。楽譜も読めず同級生たちからのいじめに遭いながら、カーヴェルの指導により次第に“歌”への情熱を膨らませていくステット。そんな時、由緒正しいコンサートでソロを歌うチャンスが与えられる。

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