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約3000人の大歓声の中、公開を記念してトークショー開催

映画『ヒロイン失格』山﨑賢人インタビュー「利太のイメージは“風”」

 「別冊マーガレット」にて連載され、人気を博した幸田もも子の同名コミックが映画化された『ヒロイン失格』の公開を記念して8月28日(金)、あべのキューズモール(大阪市)にてトークショーが開催された。ヒロインの幼馴染・利太を演じた山﨑賢人さんが登場し、会場には若い女性を中心とした約3000人のファンが集まった。

 同作の主人公となるのは、幼馴染の寺坂利太(山﨑賢人)のことが大好きで、自分こそが利太と結ばれるヒロインだと信じて疑わない女子高生・松崎はとり(桐谷美玲)。しかし、はとりにアプローチする学校一の“超絶イケメン”弘光(坂口健太郎)が現れ、まさかの三角関係が繰り広げられる。

 割れんばかりの大歓声の中登場した山﨑さんは、同作について「この作品は恋愛映画なんですけど、コメディ要素が多くて。現場もすごく楽しい雰囲気だった。“邪道ヒロイン”って言われるくらいヒロインらしくない“はとり”に注目してほしい」とコメント。映画のタイトルになぞって「自身に“○○失格”と付けるとすると」と聞かれ「桐谷さんと坂口さんに“大人失格”、クソガキだと言われました」と苦笑いで明かした。会場となった大阪にちなみ、好きな関西弁を問われると「標準語の『なんだよ』より柔らかく聞こえる『なんでやねん』が好き」と話し、観客に向かって「なんでやねん」と投げかけて会場を盛り上げる場面も。山﨑さんが客席に視線を向けるたびに「キャー」「かっこいい!」などの声が飛び交うなど、イベント終了まで黄色い声援が鳴り止むことはなかった。

 映画『ヒロイン失格』は9月19日(土)より全国ロードショー。

映画『ヒロイン失格』山﨑賢人インタビュー

本日行われたトークショーは、約3000人のファンの方々が集まったということですが。

熱がすごかったですね。天気も良かったですし、夏フェスのような気分でした(笑)。あまり慣れていないので、どう盛り上げていいのかが分からなかったんですけど、暑い中たくさんの人が集まってくださって嬉しかったですね。

原作を読んだ時のご感想は?

少女漫画っぽくなくて、ギャグ漫画みたいだなって思いました。

山﨑さんが演じられた「利太」とは?

一言で言うとダメ男ですね。つかみどころがなくて、自由で、飄々(ひょうひょう)としているイメージ。でもそこが人間っぽくていいなって思いました。撮影前、監督に(学校一のモテ男)弘光を「太陽」だとすると、利太は「風」のような男だと言われました。かっこいいことはできないけど、母性本能をくすぐるようなキャラクターを演じようという話をしましたね。

そんな「利太」に共感した部分はありますか?

はっきりしない感じとかそういうダメな部分は「分かるな〜」って思います(笑)。同じ状況になったら僕も利太と同じ行動をしてしまうんだろうなって。

作中で利太が空などの写真を撮るシーンが印象的でしたが、どういう思いが込められていたのでしょうか?

自分には何も無い、空っぽだと思っている利太が写真を撮ることでそれを埋めるというか。そういう意味もありつつ、その行動がつかみどころのないキャラクターをさらに引き立たせたんだと思います。

撮影にあたって気をつけたことは?

コマで描かれている漫画とは違って、映像ではそのコマとコマの間の感情だったりを表現しないといけないので、まずは原作は読み込みました。漫画と台本を読み込んで、あとは現場に入ってみないと分からないこともあるので、現場の雰囲気を見てっていう感じですね。利太自体はコメディ的な演技はあまりなかったので、コメディ要素が強いはとりに対してどう返すのかというところを意識しました。あんまりふざけすぎると監督に怒られるので(笑)、加減を考えながら演技しました。

楽しい現場だったということですが、撮影の合間に桐谷さんや坂口さんとお話されたりなどはありましたか?

美玲ちゃん(桐谷)と一緒のシーンが多かったのでよく話したりしました。恋愛の話とか…あとはたわいもない話をしていることが多かったですね。今回の作品は監督との距離感が近かったので、合間に監督が来て美玲ちゃんと一緒に撮影について話したりもしました。坂口くんとは実はあまり一緒のシーンがなくて。すれ違いでの撮影が多かったので、仲良くなったのは終盤の方でしたね。はじめの方は、坂口くんが「とっち」ってあだ名で呼ばれているのを「楽しそうだなぁ」と思いながら遠くから見ていました。栃木に行っていたからか「とちおとめ(いちご)」を食べていたからか、由来は忘れちゃったんですけど(笑)。

特に印象に残っているエピソードはありますか?

お祭りのシーンで近くに駄菓子屋があったので、吹いたらピューってなるやつあるじゃないですか、あれ(吹き戻し)とか、紙風船を買って撮影の合間に遊んでいました。ブーブークッションも買って坂口くんに仕掛けたんですけど、イスが盛りあがりすぎて座る前に気付かれちゃって(笑)。でも、坂口くんは優しいので一応座って「あ、すいません」って言ってくれました。それを美玲ちゃんとかみんなで見て笑っていましたね。

桐谷さんは作中で渾身の変顔などを披露していますが、撮影中に思わず笑ってしまったことはありましたか?

ありましたね。はとりが弘光を下からにらめつけるシーンとか、自分の部屋で「弘光、あいつやるしかねぇ」とか言っているシーンは好きでした(笑)。あと、はとりが僕の肩を押すシーンがあるんですけど、本番でスッて空振ってしまってそのまま美玲ちゃんが回っちゃったんですよ。それがおもしろすぎて、めっちゃ笑いました。あとは坊主姿ですね(笑)。あの特殊メイク、4時間くらいかかったって言っていました。

では最後に、この映画のテーマでもあります「私を好きな人」か「私が好きな人」。山﨑さんはどちらを選びますか?

僕は、「私が好きな人」ですかね。

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Kiss PRESS編集部:松田

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