孤独の先には、何があるの？

映画『共犯』

　瑞々しさあふれる台湾の青春映画の系譜に新たな潮流をもたらした、“今”を描くミステリー『共犯』が8月22日（土）から9月11日（金）まで、元町映画館（神戸市中央区）にて公開される。

　本作が第2作目となるチャン・ロンジー監督は、視覚障がいのピアニストを描いた前作『光にふれる』とは一変して、サスペンスフルな学園ミステリーの 形を借りて、現代の若者たちの孤独や絶望、そして希望を描いた。主題歌を担当するのは日本のロックバンド・flumpool。自身のヒット曲『強く儚く』を中国語で歌った『孤獨』を披露している。

　また同館では、8月23日（日）に中国語通訳・ライターの糸井敏浩さんを招いてのトークショーを実施。公開初日となる8月22日（土）には、栄養価が高い「杏仁茶（冰糖杏仁茶）」を先着順でプレゼントする（なくなり次第終了）。

＜ストーリー＞
男子高校生ホアン（ウー・チエンホー）、リン（トン・ユィカイ）、イエ（チェン・カイユアン）は、通学途中に偶然同じ時刻に通りがかった路地で、同じ学校の女生徒シャー（ヤオ・アイニン）が変死しているのを発見する。それまで口をきいたこともなかった3人だったが、この奇妙な出会いを期に仲良くなっていく。シャーは自殺なのか、それとも…。死の真相を調べ始めた3人の前に、彼女が同級生からいじめられていたのではないかという疑惑が持ち上がる—。

・トークショー「チャン・ロンジーと台湾映画新世代」
日時 8月23日（日）14:20の回上映終了後
ゲスト 糸井敏浩さん（中国語通訳/ライター）
会場 元町映画館2F
※当日映画を鑑賞した人のみ参加可能、参加無料
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