いつも一緒にいるしあわせ

映画『劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーション』

　フィンランドの森に暮らす不思議な生き物ムーミンたちの活躍を描いたトーベ・ヤンソンの児童文学は、1940年代から現在に至るまで何度もTVアニメ化されてきた。2014年には、トーベ・ヤンソン生誕100年、今年2015年には原作シリーズ出版70周年を迎えた。

　1978年から1982年にポーランドで製作されたTVシリーズを、カラー修正・再編集して美しい長編映画としてよみがえらせた『劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーション』が8月8日（土）から8月21日（金）まで、元町映画館（神戸市中央区）で上映される。

　また同館では、同作の公開記念して小学生以下を対象にした無料招待や、“北欧を満喫できる”空間を1日限りで演出する『北欧マルシェ』など、様々な催しを行う。

＜ストーリー＞
ある朝、ムーミントロールが起きると、空や川、木や地面、そしてムーミンハウスまで、ムーミン谷の何もかもが灰色になっていた。物知りのジャコウネズミさんは「空から恐ろしい彗星が地球にやってくる前ぶれ」だと言い、ムーミントロールとスニフは不安に怯えていた。ムーミンパパとムーミンママは、彗星について調べるために、2人をおさびし山にある天文台に行かせることにした。天文台にたどり着いて天文学者に聞くと、彗星があと4日と4時間4分44秒後にやってくると予測。「家に帰ればきっとパパとママがなんとかしてくれる！4日後の日曜日までにムーミン谷へ帰らなければ！」とムーミントロールたちは、家路へと急ぐが…。

詳細情報