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わたしが一番きれいだったとき、わたしの国は戦争で負けた。

映画『この国の空』

 戦争という時代を戦場ではなく庶民の暮らしを繊細に、そしてリアルかつ大胆に描いた『この国の空』が8月8日(土)に公開される。

 原作となるのは、終戦間近の東京の庶民の生活を細やかな感性と格調高い文章で描写した芥川賞作家・高井有一による同名小説。『ヴァイブレータ』や『共喰い』などを手掛けた脚本家・荒井晴彦が17年ぶりに監督に挑んだ。

<ストーリー>
1945年、終戦間近の東京。19歳の里子(二階堂ふみ)は、度重なる空襲に怯えながら母親と杉並区の住宅地に暮らしていた。日に日に戦況が悪化していく中、「自分は男性と結ばれることなく、死んでいくのだろうか」という不安を抱えながら…。しかし、妻子を疎開させ隣家に1人で暮らす銀行支店長の市毛(長谷川博己)の身の回りの世話をするうちにそれが喜びとなり、そしていつしか里子の中の「女」が目覚めていく—。

写真

詳細情報

タイトル
『この国の空』
公開日
8月8日(土)
脚本・監督
荒井晴彦
原作
高井有一『この国の空』(新潮文庫刊)
キャスト
二階堂ふみ、長谷川博己、工藤夕貴、富田靖子、利重剛、上田耕一、石橋蓮司、
奥田瑛二  ほか
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Kiss PRESS編集部:松田

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