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『イニシエーション・ラブ』

　純粋なラブストーリーからミステリーへとまさかの展開を繰り広げる乾くるみの同名小説を映画化した『イニシエーション・ラブ』が5月23日（土）に公開される。

　松田翔太と前田敦子の共演で、『SPEC』や『TRICK』シリーズの堤幸彦監督が手掛けた。「Side-A」と「Side-B」の2つの物語が並行しながら展開し、原作とは異なるエンディングを迎える。

＜ストーリー＞
「Side-A」1980年代後半の静岡。奥手な大学生・鈴木（松田翔太）は、友人に誘われ合コンに参加することに。そこで歯科助手のマユ（前田敦子）と出会い、恋愛経験のない鈴木は彼女に釣り合う男性になるためにヘアスタイルやファッションを変え、自分を磨いていく。「Side-B」就職した鈴木は東京本社勤務となり、静岡にマユを置いて上京することになる。鈴木が週末に東京と静岡を往復し、遠距離恋愛を続けていた2人だったが、優秀な同僚の美弥子（木村文乃）の出現により鈴木の心が揺れはじめる。

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