そのドレスは、世界を魅了する。

『ディオールと私』

　老舗ブランド「クリスチャン・ディオール」のオートクチュールの裏側に迫ったドキュメンタリー『ディオールと私』が3月21日（土・祝）に公開される。

＜ストーリー＞
誰もが憧れる老舗ファッション・ブランド、クリスチャン・ディオール。2012年、空席になっていたディオールのアーティスティックディレクターの座に就任したラフ・シモンズは、自身の男性ブランドや「ジル・サンダー」で活躍するものの、その認知度は低く、オートクチュール界での経験は皆無。そんな彼の大抜擢はファッション業界を驚かせた。通常約半年の準備期間が必要とされるパリ・コレクション。しかし、シモンズに与えられた時間は異例の8週間だった。シモンズが提案する斬新なアイディアとデザインをもとに、寝る間も惜しんで一枚の布にディオールの魂を吹き込むお針子たち。その他、シモンズにはコレクション発表の場所や演出内容の決定、54着のオートクチュールの完成、マスコミ対応についてなど数多くの業務が待っていた…。

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