街を、もっと楽しもう Kiss PRESS

保存した記事
記事検索
ルーレット
お出かけ先に迷ったら!

キーワードから探す

市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
地域選択をクリア
街を、もっと楽しもう Kiss PRESS

このイベントは終了しました。

藤本泉さん、浦浜アリサさん、松永渚さん、 柳田小百合さん、白羽弥仁監督が登壇!

1月17日『劇場版 神戸在住』初日舞台挨拶

 木村紺のコミック『神戸在住』を実写化した『劇場版 神戸在住』の初日舞台挨拶が1月17日にシネ・リーブル神戸(神戸中央区)、テアトル梅田(大阪市)にて行われた。
 主演の藤本泉さん(辰木桂役)、浦浜アリサさん(泉海洋子役)、松永渚さん(鈴木タカ美役)、 柳田小百合さん(金城和歌子役)、白羽弥仁監督が登壇し、撮影の様子や本作への思いを語った。
 関西のノリについて埼玉県出身の藤本さんは、「キャストやスタッフを含め関西になじみがある方が多かったので、ツッコミが厳しかったですね。関西弁が飛び交う、パワフルで明るい現場ですごく楽しかったです」と笑顔を見せた。4人の仲の良さについて問われた白羽監督は「少しも静かな時間がないくらいずっと喋ってましたね。撮影の序盤からキャスト同士が楽しくやってくれていたのは内心ホッとしました」と話した。
 阪神・淡路大震災について、兵庫県川西市に住んでいたという浦浜さんは「神戸から少し離れているので、倒壊したりなどの被害はなかったのですが、揺れた時に母が私のもとに来て覆い被さって守ってくれたことは今でも覚えています」と当時を振り返った。白羽監督は「辛い思いをした人ほど自分の経験を多くは語らない。被災された方のそういった側面を映画では表現したつもりです」と語った。

コメント

藤本泉さん

私が演じた“辰木桂”は人一倍繊細で…そういうところを表現するのが大変でした。彼女が辛い経験をして、乗り越えて成長していく姿を観てほしかったので、そこを一番意識してお芝居をしました。私の両親が震災前の神戸に11年ほど住んでいたり、親戚が震災を経験していたりしているので、この作品に出演させていただけたことに感謝しています。

浦浜アリサさん

当時、兵庫県の川西市に住んでいたのですが、神戸ほど大きな被害なく、神戸の震災の様子はテレビで見るだけで、同じ県なのにどこか他人事というか…ピンときていませんでした。今回、この作品の撮影中にいろんな所に行き「あぁここは一回何もなくなった街なんだな」と改めて考えさせられました。

松永渚さん

この作品でみなさんのいろんな思いを繋げることができればいいなと思いました。

柳田小百合さん

私自身被災はしているのですが当時4歳だったので、今回この作品に出演させていただいて改めて震災というものを実感する機会になりました。

白羽弥仁監督

私は神戸灘区で被災を経験して、その時の風景から現在に至るまでの復興の過程を見てきました。そしていろんな方ともお話しました。被災者の方の共通点は、辛い思いをした人ほど多くを語らない、ということです。竹下景子さんが演じる“武内真弓”も被災者の1人なんですが、決して自分がどんな目にあったのかは話しません。大変な目にあった人こそ心の中に出来事を秘めてなかなか話せないし、傷みを共感してほしいなどと強要しないんです。そういった被災された方の側面も私は映画で表現したつもりです。観て下さった方には全てを語らなくても感じるものがあると思いますので、観ながらそれぞれで考えていただければと思います。

写真

詳細情報

Kiss PRESS編集部

記事の続きを読む

おでかけルーレット

スタート!
ストップ!
もう一回

条件に合うおでかけ情報が
見つかりませんでした

条件をかえる
とじる