明日も見えない異国の地で、 そのチームは希望になった。

『バンクーバーの朝日』

　差別や貧困をものともせず、フェアプレーの精神で戦い、2003年にカナダ野球殿堂入りを果たした日系移民の野球チーム「バンクーバー朝日」の実話の知られざる姿を描く人間ドラマ『バンクーバーの朝日』が12月20日(土)に公開される。
　1900年代初頭、多くの日本人が新天地を夢見てカナダへと渡ったが、そこで過酷な肉体労働や貧困、差別という厳しい現実に直面する。そんな中、日本人街に野球チーム「バンクーバー朝日」が生まれる。夢も希望も持てなかったその激動の時代に生きる日系移民たちにとって、フェアプレーの精神でひたむきに戦い抜く彼らの姿は一条の光となっていく…。

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