藤本泉さん、竹下景子さん、白羽監督登場　『劇場版 神戸在住』完成披露試会

　11月25日、シネ・リーブル神戸（神戸市中央区）にて『劇場版 神戸在住』完成披露試会が実施され、藤本泉さん、竹下景子さん、白羽弥仁監督による舞台挨拶も行われた。
　木村紺のコミック『神戸在住』を原作に阪神・淡路大震災もテーマとして描かれ、神戸で撮影された『劇場版 神戸在住』。サンテレビがドラマ版と劇場版を製作し、震災から20年目を迎える2015年1月17日の同日に公開する。
　主演を務めた藤本さんは「神戸は“きれいな街”というイメージだったが、震災という悲しい過去があっての今の景色なんだなと考えさせられた。私のような震災を知らない世代の方にもぜひ見てほしい」と話し、2005年に神戸大使に就任した竹下さんは「神戸をテーマにした映画に携われて嬉しかったし、この作品に出演させていただけたことで今まで以上に神戸の皆さんに近づけたのではと思えた。この映画を皆さんの力で大きく育てていただければ」と呼びかけた。
　また、神戸出身の白羽監督は「この作品を撮るにあたって神戸という場所は熟知していたので、あとは良い役者さんに思う存分にやっていただければ良いものができると確信していた」と語った。

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