ー本日のお手前はいかがでしたか？

【吉永】私の日活映画でのデビュー作は喫茶店のウエイトレスの役でした。その時、手が震えてこぼしてしまったんです。今日のリハーサルの時にそれを思い出して、大丈夫かなと思っていたんですけど、本番はまぁまぁ落ち着いてできました。ただ、ちょっとおまじないをかけるタイミングが遅れちゃいましたね。
【鶴瓶】美味しかったですよ。この苦みがいいですね。撮影は千葉だったんですけど、ものすごく寒かったので、その時飲んだコーヒーも美味しかったです。コーヒー好きの僕としてはたまらない味です。
【成島監督】練習のときも立ち会わせてもらって、毎回飲んでたんですけど、どんどん上達しているのを横で見て感心しながら飲ませていただいてました。今日も完璧でした。美味しかったです。

ー劇中歌も担当されている「ブラザーズ5（杉田二郎、堀内孝雄、ばんばひろふみ、高山厳、因幡晃の5人で結成されたユニット）」は出演もされているとのことですが、共演されてみていかがでしたか？

【吉永】本当に素晴らしい歌を歌ってらっしゃるお一人お一人が「ブラザーズ5」を結成されて、本作のために歌ってくださったので、こんな贅沢なことはない！と思っています。
【鶴瓶】「ブラザーズ5」の人はみんな友達なんですけど、「すごくいい映画だった」って言ってくれて嬉しかったですね。ロケの最中に「どうしたら吉永さんと話せますか？」って僕にずっと聞いてきてたんですよ（笑）。自分からではどうも話しかけられないらしくて。でも結局、吉永さんと話していましたよね？
【吉永】私から話しかけました（笑）。

ー鶴瓶さんは常連さんの役をやられていましたが、何杯ぐらい飲まれましたか？

【鶴瓶】大分飲みましたね。ずっと飲んでいたと思います。

ー飲むのが嫌になることはなかったんですか？

【鶴瓶】それは全くなかったですね。僕、コーヒー好きなので。あと、日本茶も好きなんですよ。でも一番好きなのは「麦茶」ですね。（一同笑）

ー吉永さんにとって初プロデュース作品とのことですが、いかがでしたか？

【吉永】大変でした。監督にも随分ご迷惑をかけてしまったと思うんですけど、こんなに最後まで大変なんだということを初めて知りました。撮影が終わってからが一番大変で、撮影したものをカットしていって短くする作業をするのに１週間に５回映画を見たんですね。最後の方は何が変わったのかも分からなくなってしまって…。今までは「今日は疲れたから休む」ということができていたんですけど、今回はスタッフの一員としてそういうことが一切言えなかったですね。「しっかりやらねば」という気持ちでやっています。
【成島監督】原作を選ぶ時から吉永さんの意見やアイディアがいっぱいありました。チームのみんなが気持ちよく、楽しくできた現場だったので、それは監督としてすごく嬉しかったです。

ー吉永さん、女性のお客様も多いので美の秘訣を教えてください。

【吉永】普段おうちの中ではそんなことないんですが、こういう場に出させていただく時はきちっとしなきゃって思いますね。シェイプアップや食べ物も気をつけます。みなさんに見ていただく仕事が、そういうことに繋がっているのかなと思います。鍛えるのもいいかなと水泳もやっていますね。