世界を動かした、 一世一代の〈大芝居〉。

『グレース・オブ・モナコ　公妃の切り札』

　1950年代のハリウッドを代表する人気女優から、モナコ公国の公妃となったグレース・ケリーが、国のために自ら成し遂げたある計画の真相をオリビエ・ダアン監督で映画化した『グレース・オブ・モナコ　公妃の切り札』が10月18日（土）に公開される。
　1956年、オスカー女優のグレース・ケリー（ニコール・キッドマン）は、モナコ大公レーニエ3世（ティム・ロス）と結婚して女優業を退き、世界を驚かせた。それから6年、いまだ公妃としての立場になじめずにいた。そんな時、フランスの大統領が過酷な課税をモナコに強要し、夫が窮地に立たされる。この危機を救うため、外交儀礼の特訓を受け、ド・ゴールを含む各国指導者を招いたパーティでこの日のために練り上げた一世一代のスピーチが始まる。

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