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ひたむきに生きる。「仇討ヲ禁ズ」 ——その日、運命が動いた。

『柘榴坂の仇討』

 歴史小説から現代劇まで幅広いジャンルを手掛ける浅田次郎の短編小説を、『沈まぬ太陽』の若松節朗監督が、中井貴一&阿部寛主演で映画化した人間ドラマ『柘榴坂の仇討』が9月20日(土)に公開される。
 幕末の安政7年、主君・井伊直弼の御駕籠回り近習役として仕えていた彦根藩士の志村金吾(中井貴一)は、桜田門外において目の前で井伊の殺害を許してしまう。両親は自害し、妻は酌婦に身をやつすが金吾は切腹を許されず、敵討ちを命じられた金吾は、時が明治へと移り変わり、政府によって敵討ちが禁じられてもなお、井伊を殺害した刺客を探し続ける。そして13年後、井伊を討った水戸藩浪士で、車引きの直吉と名を変えて生きていた佐橋十兵衛(阿部寛)の居場所を見つけ出す。二人の男が遂に出会ったとき、そこには思いがけない運命が待ち受けていた——。

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タイトル
『柘榴坂の仇討』(ざくろざかのあだうち)
公開日
9月20日(土)
監督
若松節朗
出演
中井貴一、阿部寛、広末涼子 ほか

Kiss PRESS編集部

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