映画史上、 最も美しいローマがここにある

『グレート・ビューティー／追憶のローマ』

　カンヌ国際映画祭審査員賞受賞作『イル・ディーヴォ　魔王と呼ばれた男』で知られるイタリアのパオロ・ソレンティーノ監督が、ローマを舞台に初老に差し掛かった作家の心の喪失を描くヒューマン・ドラマ『グレート・ビューティー／追憶のローマ』が8月23日に公開される。
　ローマでは毎夜、セレブが集まりパーティが繰り広げられていた。65歳の作家でジャーナリストのジェップ・ガンバルデッラ（トニ・セルヴィッロ）は、連日の狂騒に嫌気を感じつつあった。そしてある日、初恋の女性の訃報を聞き、心に大きな穴があいたような虚無感にとらわれたジェップは、人生の価値を求めてローマの街をさまよう。

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