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小企画展『奇想の版画家 谷中安規展 蔵出し!M氏コレクション』 神戸市中央区
HAT神戸の兵庫県立美術館で現在、1930~40年代に活躍した木版画家・谷中安規(やすのり)の幻想的な世界観を紹介する小企画展『奇想の版画家 谷中安規展 蔵出し!M氏コレクション』が行われている。3月6日まで。
谷中安規は、昭和初期の戦中から戦後にかけての激動の時代に、独自の幻想的なヴィジョンを木版に刻み続けた版画家で、多くの個性的な版画家が隆盛した同時代においてもとりわけ異彩を放つ存在として知られている。同館の収蔵品や京都国立近代美術館の収蔵品に加え、長年にわたって作品収集と研究に情熱を燃やした愛好家のコレクションを合わせた約170点の作品と資料をまとめて展示する。「白と黒」や「版藝術」といった創作版画誌で発表された作品から、夏目漱石門下の小説家・内田百間(ひゃっけん)や詩人・佐藤春夫の著書など、様々な書籍に提供した挿絵や装丁の仕事まで、幅広い作品を観賞できる。
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詳細情報
- 開催期間
- 開催中~3月6日(日)
- 時間
- 10:00~18:00
※特別展開催中の金・土は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで - 休館日
- 月曜日
- 場所
- 兵庫県立美術館
- 入館料
- 一般510円、大学生410円、高校生260円、中学生以下無料
※特集展示と共通
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