災害時に向けて企業が備えておくべきことを学ぶ 「神戸・防災フォーラム2015」

　3月13日神戸ポートピアアイランドのベーシックホールにて、「神戸・防災フォーラム2015 〜理論と復旧の現場から真のBCPを学ぶ〜」が開催される。このフォーラムは、防災・減災意識の啓蒙、地域ぐるみで取り組む防災対策の推進を目的として、神戸・防災フォーラム実行委員会と神戸安全ネット会議が主催して行われる。

　東日本大震災後の早期の事業復旧を行い、被災地域の一員として雇用確保、復興支援に取り組んだリーダーなどを招いて、BCPのあり方について3部構成で考察する。

　第1部では、災害時に企業が供給責任と事業継続を果たすために必要な備えと強化すべき体制を、東北未来創造イニシアティブ上席調査役・中川裕一さんが講義。

　第2部では日本製紙株式会社 顧問、前常務執行役員 石巻工場長岩沼工場長の藤崎夏夫さんが東日本大震災時での体験談を語る。

　そして第3部では、1、2部の講演をふまえた締めくくりとして、BCP策定のポイントについてパネルディスカッションを行う。講師は鹿島建設株式会社 技術研究所 主任研究員 鳥澤一晃さん、工学院大学建築学部まちづくり学科長 教授、総合研究所・都市減災研究センター長 久田嘉章さん、兵庫県立大学 経営学部教授 川上昌直さん、コーディネーターには神戸学院大学 現代社会学部教授　前林清和さん、そして司会にはHK神戸放送局 アナウンサー 内藤雄介さんが登壇する。

　参加は先着順で事前申込みが必要。申込み期限はは3月10日までとなっている。

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