和船から豪華客船まで

「船舶模型から学ぶ人・海・船」

　神戸大学海事博物館（神戸市東灘区）で企画展「船舶模型から学ぶ人・海・船～海運の過去・未来・現在～」が始まっている。10月31日までの月・水・金に開催。
　同展では、江戸時代中期から明治期にかけて日本沿岸で活躍した和船や西洋型の帆船にはじまり、レーダーやGPSなどを駆使する現代の商船、豪華客船まで様々な模型を展示するほか、日本郵船株式会社と株式会社商船三井の協力のもと、各社の近未来船構想を紹介する「近未来船コーナー」も設置。また、10周年を迎える同館の歴史を振り返るコーナーなども設けられている。
　同館館長の矢野吉治さんは、「この企画展を通じて小学生から高校生までの若年層にも、日本の豊かで文化的な暮らしにもっとも身近で不可欠な「船」について、その大切さを理解してもらえれば」としている。

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