90年代をテーマに様々なイベントを明石市内各地で開催『時のウィーク2016』

　6月10日から16日の期間に「時の記念日」を祝う祭り『時のウィーク2016』が明石市内各所で開催。本年のメインデー12日には兵庫県立明石公園を中心に各種イベントが行われる。

　6月10日の「時の記念日」は、時間を正確に守り、生活の合理化を図る意識を広めるために1920年に制定された。明石市では東経135度日本標準時子午線の真上にある明石市立天文科学館を擁することにちなみ、記念日から1週間を『時のウィーク』として市内各所で毎年様々なイベントを開催している。例年、ある年代をテーマとして催しを行っており、今回は“90年代”がテーマ。90年代ミュージックのライブが11日に行われるなど、21世紀を目前とした当時の文化や出来事をイベントの中で振り返る。12日の明石公園ではメインステージとサブステージの2カ所で歌やダンス、バンド演奏、鉄砲部隊演舞など多様なステージイベントが行われる。また、自衛隊車両展示やフリーマーケット、明石名物「玉子焼き」や高砂名物「にくてん」などの屋台が並ぶご当地グルメブースも設営される。そのほかフライングディスクの競技が行われる「DISC SUMMIT 2016」が明石大蔵海岸で、1920年に作られた「時の記念日の歌」を再現するイベントが明石市立天文科学館で上演されるなど、市内の様々な会場での催しが予定されている。さらに、「時の記念日」当日である10日は明石市立天文科学館の入館が無料となり、子午線通過記念証が無料で配布される。

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