入港歓迎演奏や出港歓送セレモニーも実施

練習帆船「日本丸」が神戸港に寄港　神戸市中央区

　将来の船舶職員を養成する独立行政法人海技教育機構の練習帆船「日本丸」が、5月から6月にかけて2回、新港第1突堤（神戸市中央区）に寄港する。

　同船には、村田信船長・今吾一機関長ら士官・乗組員54人と、波方および宮古海上技術短期大学校の実習生113人が乗船。実習生は約2か月半の間、国内沿岸での航海訓練を行う。1回目の寄港は5月12日に終了しており、5月30日から6月4日までの間に2回目の寄港を予定している。

　5月30日に神戸市消防音楽隊による入港歓迎演奏を、6月4日に出港歓送セレモニーを実施。出港歓送セレモニーでは、帆船最高の儀礼といわれる登檣礼（とうしょうれい）が行われ、白い実習服と黄色高所作業帽子に身を包んだ実習生がマストやヤードに登り脱帽の上「ごきげんよう」を三声する、熱意のこもった感動的な勇姿を見ることができる（荒天等、船の判断により中止する場合あり）。

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