重要文化財・旧小寺家厩舎でコンサートや展示を開催

相楽園『夏至祭』神戸市中央区

　神戸市の都市公園の中で唯一の日本庭園、相楽園。その相楽園にある旧小寺家厩舎（きゅうこでらけきゅうしゃ）にて、1年で最も日照時間の長い夏至に合わせた『夏至祭』が6月4日から開催される。

　旧小寺家厩舎は明治時代に建設されたレンガ造りの西洋建築で、円型の塔屋・急勾配の屋根や屋根窓・豊富な切妻飾りなど変化に富んだ意匠で飾られており、国の重要文化財に指定されている。その厩舎を会場として、神戸山手短期大学生活学科と、神戸山手短期大学表現芸術学科の卒業生達からなる芸術活動グループ「Kobe-YamateCAST」が美術作品や楽器演奏などを発表する。絵画や写真など、在校生や卒業生が制作した作品が展示される美術作品展は期間中毎日開催され、最終日である19日には、楽器演奏やボーカルアンサンブルなど、バラエティ豊かな演奏が披露される。

　また、6月5日は相楽園の入園料が無料の開放日となっており、手作り作品展『第21回相楽市（あいたのしむいち）』も合わせて開催される。

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