このイベントは終了しました。
モネ・ゴッホ・シャガールなど
名画が集結「チューリヒ美術館展」開幕 神戸市中央区
20世紀美術を代表する絵画が一堂に会すると話題の巡回展「チューリヒ美術館展」(Kiss FM KOBEなど後援)が1月31日、神戸・旧居留地の神戸市立博物館で始まる。日本とスイスの国交樹立150年記念事業の一環として実施され、中世美術から現代アートまで10万点以上を所蔵するチューリヒ美術館のコレクションから選りすぐりの傑作74点を紹介する。
スケッチや習作はほとんどなく誰もが知っているような作品を揃えた。シャガールの初期から晩年まで各時代ごとの名画を展示するほか、ポスト印象派のファン・ゴッホ、ノルウェーを代表する画家ムンク、スイスゆかりの画家ホドラーなど世界に名だたる巨匠の作品を一気に鑑賞できる。なかでも話題を集めるのはモネが晩年に手掛けた日本初公開の大作「睡蓮」で、夕暮れ時の微妙な色合いをたたえた睡蓮の池が縦2m・幅6mにおよぶスケールで視界いっぱいに広がる。1人の作家を特集する「巨匠のコーナー」と各時代の美術運動や流派をまとめた「時代のコーナー」で構成し、近代美術史の流れをわかりやすく紹介する。
30日に行われた開会式で、チューリヒ美術館のクリストフ・ベッカー館長は「これまで当館のコレクションが海を越えて別の国で展示されることはなかった。我々が宝だと思う作品を日本の皆様にも観てもらえることを嬉しく思う。素晴らしい経験をしてもらえれば」と話した。
詳細情報
- タイトル
- 「チューリヒ美術館展」
- 開催期間
- 1月31日(土)~5月10日(日)
- 開催時間
- 9:30~17:30
※土曜日は19:00まで開館
※入場は閉館の30分前まで
- 休館日
- 月曜日(ただし5月4日は開館)
- 観覧料金
- 一般1,500円(1,300円)、高・大学生1,100円(900円)、小・中学生600円(450円)
※( )内は20人以上の団体割引料金
- 開催場所
- 神戸市立博物館
(神戸市中央区京町24) - アクセス
- JR「三ノ宮駅」、阪急・阪神「神戸三宮駅」、ポートライナー・地下鉄(山手線)「三宮駅」から南西へ徒歩約10分
- 問い合わせ
- 神戸市立博物館
TEL 078-391-0035
- この記事の地域の天気情報