“heart”と“ART”神戸花物語から生まれた「KOBE FLOWER HEART」

　11月21日より、メリケンパーク周辺（神戸市中央区）にて花のある暮らしの素晴らしさを普及させるイベント「KOBE FLOWER HEART（神戸フラワーハート）〜神戸の花であなたに あの人に幸せを〜」が開催されている。期間は12月25日まで。
　“神戸市の北区や西区に広がる農村地域で神戸が誇る美しい花がたくさん生産されていることをもっと多くの方に知ってほしい”との思いで、神戸市花き協会によって8年前から行われている「神戸花物語」を今年度が阪神淡路大震災から20年を迎える節目の年ということで「KOBE FLOWER HEART」に改め開催された。イベント名「KOBE FLOWER HEART」には、人と人とのつながりを表す“heart”と神戸の花で街を飾る“ART”が表現されている。
　同イベントのメインである屋外展示では、神戸ポートタワーや海洋博物館などの神戸の名所をバックに神戸産のビオラを使った25m×25mの花絵アートが登場。日没後から24時までイルミネーションが点灯し、花と光のハーモニーが楽しめる。神戸メリケンパークオリエンタルホテル（神戸市中央区）にて行われる屋内展示では、第1弾（11月21日〜11月24日）と第2弾（12月23日〜25日）の期間限定で行われる。第1弾では、大学生・若手のパン職人のグループ「KOBE パンプロジェクト実行委員会」と神戸産の花がコラボレーションし、震災復興のシンボルである神戸ポートタワーをイメージした飾りパンと神戸産のカーネーション・ストックなどの花が会場を彩る。第2弾では、思い出の布などで手づくりしたぬいぐるみを世界の子どもたちに贈る「フェリシモ ハッピートイズプロジェクト」と神戸産のチューリップのコラボレーションで行われ、手づくりのぬいぐるみと色とりどりのチューリップが心温まる会場を作り出す。
　また、12月7日に設置される特設ブースでは、震災時の経験や気持ち、教訓などを振り返る 「心と心をつなぐメッセージ」を募集する。寄せられたメッセージは同イベント公式サイトにて紹介される。

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