六甲山内9会場で総勢42組が出展

ピクニック気分で楽しむ現代アート展覧会 「六甲ミーツ・アート芸術散歩2014」

　　六甲山上を舞台に展示される数々のアート作品をピクニック気分で周遊しながら現代アートを楽しめる展覧会「六甲ミーツ・アート芸術散歩2014」が11月24日（月・祝）まで開催されている。
　六甲山カンツリーハウスや六甲高山植物園、六甲ガーデンテラスや天覧台、六甲有馬ロープウェー（六甲山頂駅）などの9会場で展示やワークショップ、パフォーマンスが行われる。総勢42組のアーティストが出展し、六甲山の魅力や景観を生かした様々な作品が楽しめる。
　会場の中で最も四季折々の景色が楽しめる「六甲高山植物園」では、身の回りの素材を用いながら制作するアーティスト淺井裕介（あさいゆうすけ）がマスキングテープを使った作品を展示。季節を通して見ることでまた違った作品の表情が生まれ、野外展示の醍醐味が感じられる。様々な屋外レジャーが楽しめる「六甲山カンツリーハウス」では、個展をやパフォーマンスで海外でも活躍する宇治野宗輝（うじのむねてる）が、引退した六甲山上バスを用いて体感型巨大サウンド・スカルプチャーを登場させる。この場所では、芝生の上でお弁当を広げることも可能なので、のんびりとピクニックも楽しめる。展望を見ながらくつろげる「六甲ガーデンテラス」や「自然体感展望台 六甲枝垂れ」では夜も鑑賞できる作品があり、六甲山の魅力の一つである1000万ドルの夜景と共に堪能できる。
　会期中にはワークショップも行われ、革を落ち葉の形にカットし繋げてアクセサリーにする「革で作る 落ち葉のネックレス」（10月18日）や砂糖細工で装飾品などを作る「シュガークラフトの可憐なオーナメント」（11月8日、9日）などが催される。

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